和名:イナズマハエトリ のなかま
学名:Euophrys sp.
大きさ:4 mm 弱
採集できる季節:6〜9 月
採集できる場所:奈良教育大学の理科棟前で採集されました。
説明:おそらくイナズマハエトリの幼体であると思われますが、はっきりしません。徘徊性(はいかいせい)の小型ハエトリグモで、腹部のイナズマもようが特徴的です。

本州(ほんしゅう)以南でみつかります。

かたちの

とくちょう

  • 背甲(はいこう)は長く黒茶色で、頭部はやや淡色である。成体では、周辺に白い毛がある。
  • 眼域(がんいき:眼の間で作られる四角形)は平行で、前列目は互いに接近して後曲している。
  • 3列目の後に白い毛がある。
  • 歩脚は第一たい節、しつ節、けい節が赤ちゃ色で、他節および他脚は黄褐色。各節の基部、および末端は暗褐色環となっている。
  • 腹部背面(ふくぶはいめん)は、黒色で前側の両側に白い毛をたくさんもち、また後半では2条の白いイナズマ班がある。肛丘のうえにも白い毛がある。
さんこうに

した本

原色日本クモ類図鑑 保育社

改訂校庭のクモ・ダニ・アブラムシ 全国農村教育協会